ドラレコは30fpsより28fpsがいい?信号機が消えて映る理由
ドラレコの仕様表を見ていると、30fpsではなく「28fps」と書かれた製品があります。数字が少ないと性能を抑えているように見えますが、LED信号機を記録するための工夫という面もあるんですね。
以前このブログで紹介したパナソニックのCA-DR03HTDも、その一つでした。今回は画素数では分かりにくい「何を残せるか」という視点で調べてみました。

目には点いているのに、映像では暗い?
LED信号機は、人の目には連続して点灯しているように見えても、細かく点滅しています。一方、動画は連続した一枚の絵ではなく、短い間隔で撮った画像の集まりです。
その撮影タイミングと信号の点滅周期が重なると、消灯している瞬間ばかり拾ってしまう場合があります。現場で赤信号が点いていても、記録では暗く見えたり、点滅して見えたりするわけです。
仕組みを単純化すると
信号:点灯 → 消灯 → 点灯 → 消灯
撮影:消灯の瞬間に繰り返し重なる
↓
映像では、信号が消えているように見えることがある
説明用の図です。実際の点滅周期・露光時間や撮影条件は製品と信号機によって異なります。
28fpsは「画質を上げる魔法」ではない
パナソニックはCA-DR03HTDについて、LED信号機の点滅周期と撮影周期が同期しないように、高画質では28fps、標準画質と駐車録画では14fpsで記録すると説明しています。
ただし、28fpsならあらゆる信号機が必ず写る、という保証ではありません。メーカーも条件によって撮影できない場合があるとしています。
また、fpsは1秒当たりのコマ数です。解像度や夜間の明るさ、ナンバーの読みやすさとは別の指標なので、「28のほうが30より高画質」と言い切るのも違います。
私が仕様表で見たいのは、数字の理由
購入時は「4K」「高画質」といった言葉に目が行きます。でも、事故の記録で知りたいのは、その場でどんな状況だったかです。信号の色は、その判断に関わる大切な情報になります。
私なら次の順で確認したいところです。
- LED信号機への対策が、メーカーの説明にあるか。
- 高画質・標準画質・駐車録画で、記録条件がどう変わるか。
- 昼と夜のサンプル映像で、信号や周囲の車がどう見えるか。
- 実際に保存されたファイルを、PCでも無理なく再生できるか。
28fpsという数字そのものより、そうしている理由を説明しているか。そのほうが、納得して選びやすい気がします。
付けた後は、録画できているかも確認したい
以前CA-DR03HTDの記事では、microSDカードの用意について書きました。カードを入れて終わりではなく、停車後に保存映像を一度見ておくことも大事だと思います。
普段走る場所の信号がどう記録されるか、日時が合っているか、前後の映像を開けるか。特別な撮影テストをするより、日常の記録を確認するだけでも気づけることはありそうです。
ドラレコは「付いている安心感」だけでなく、「必要なときに見返せる安心感」まで含めて考えたいですね。
録画用カードは、対応条件を確認して選ぶ
以前の記事で紹介したKIOXIAの128GB microSDカードです。カードを用意する際の比較用に載せておきます。容量だけで決めず、ドラレコの対応容量・速度条件、カード側の用途や耐久性を確認してください。すべてのドラレコや常時録画用途への適合を保証するものではありません。
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参考にした情報
パナソニック公式サイト:CA-DR03D/CA-DR03TD/CA-DR03HTDの高画質・高感度録画機能の説明。
2026年10月8日確認。仕様は対象製品のものです。








