卓球ラケットの赤と黒は何が違う?色のルールとラバー性能を分けて考える
卓球ラケットを見ると、赤い面と黒い面があります。「赤で打つと速い」「黒は守り用」といった役割が、色で決まっているのでしょうか。
色のルールと、ラバーの性能は別の話です。両面に違う性質のラバーを貼ることはありますが、赤黒という色だけから、その性質を判断することはできません。

色を見る前に、ラバーの名前を見る
ラバーとは、ラケットの打球面に貼るゴムの部分です。表面の形や素材、スポンジの有無・厚さなどによって、製品の特徴が変わります。
バタフライは自社ラバーの案内で、シートカラーによる性能の違いはないと説明しています。同じ製品の色違いと、別の製品を両面に貼った場合を混同しないことが大切です。
例えば、知人のラケットの黒い面が使いやすかったとしても、理由が黒色だとは限りません。何という製品で、厚さはどれかを聞く方が、同じような道具を探す手掛かりになります。
公式ルールでは、片方は黒、もう片方は明るい色
日本卓球協会の案内では、片方は黒、もう片方は黒やボールと区別できる明るい色とされています。現在は赤だけに限定されず、緑・青・バイオレット・ピンク系などの公認対象の色があります。
ただし、好きな色のゴムを自分で貼ればよいという意味ではありません。大会で使う場合は、公認された製品と大会の条件を確認します。色が条件に合いそうに見えても、それだけで用具全体が使用可能と決まるわけではありません。
観戦するときも、色は面を見分ける手掛かりになりますが、色だけからラバーの種類や選手の戦い方を決めつけない方が、プレーを見やすくなります。
性能を知るなら、種類・厚さ・硬さを確認
- ラバーの種類:表面のつぶの向きや形などを確認する。
- スポンジの厚さ:同じ製品でも、どの厚さを使っているかを見る。
- 硬さ:メーカーの説明と、自分が打った感触を照らし合わせる。
- ラケット本体:ラバーだけでなく、組み合わせる本体も記録する。
性能表の数字を比べる場合も、まず同じメーカー内でどのような尺度かを確認します。数字が大きい製品を選ぶことと、自分が扱いやすいことは同じではありません。
フォアは赤、バックは黒と決める必要はある?
両面の色だけで、フォアとバックの役割が固定されるわけではありません。道具を選ぶ際は、練習する打法や、自分が扱いやすい組み合わせを指導者・専門店に伝える方が具体的です。
最初に相談するなら、「卓球を始めたばかり」「週にどれくらい練習する」「今はどの打法が難しい」といった状況をメモしておきます。色の好みは、その条件に合う候補の中で選べます。
片面だけにラバーを貼るペンホルダーは、貼っていない面の色にも条件があります。自己判断で塗り替える前に、日本卓球協会の案内や大会の担当者へ確認してください。
買い替えるときは、今の道具を写真と名前で残す
赤黒のどちらがよかったか、という記憶だけでは、あとで同じ製品を探しにくくなります。両面の製品名、厚さ、ラケット本体の名前をまとめておくと、相談しやすくなります。
色は見分けるための情報。打ちやすさを考える情報は製品と組み合わせ。この2つを分けるだけでも、用具選びの疑問を整理できます。
今のラケットを持ち運ぶためのケース
ラバーを買い替える前に、まず手持ちの用具を把握する方法もあります。以下は持ち運び用ケースの例です。ラケットの形や収納したい物が収まるか、内寸や対応条件を確認してください。
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参考にした資料
日本卓球協会「卓球用語集」「よくあるご質問(FAQ):ルール」、バタフライ「ラバーの仕様」。大会参加時は、その大会の最新の用具条件も確認してください。
