Androidタブレットをサクサクにする② ストレージ編
Andoroidタブレットをストレスなくサクサク動かす為に開発者向けオプションの設定を
先日書きましたが、他にもいくつかあるのでご紹介します。
前回の記事
Androidタブレットをサクサクにする① 「アニメーション」の設定
*BMAX I8Plusのandroid15での設定例です。
他のandroidタブレットやスマホもほとんど一緒です。
まず効く:ストレージの空き確保
容量がパンパンだと、体感が一気に重くなりやすいです。
手順
- 設定 → ストレージ
- 空き容量が少ないなら、次を実施
- 不要アプリを削除(使ってないゲーム/プリインストール系)
- ダウンロードフォルダの整理
- 写真/動画は GoogleフォトやSDカードへ移動(可能なら)
目安:最低でも「空き10〜20%」くらいあるとアプリの動作が安定しやすいです。

またここにある「ストレージマネージャー」ですが、空き容量を自動で増やしてくれる
機能のことです。
不要ファイルを削除したり、古いデータを整理したりしてくれる“自動お掃除機能”ですので、
基本はONにする事を推奨します。

何をしてくれるの?
主に:
- 一時ファイル削除
- ゴミ箱内のファイル削除
- 使っていないアプリの候補表示
- 重複ファイル検出
- ダウンロードフォルダ整理
Android標準だと、Google Files(Files by Google) が連動していることも多い。
特に:
- 容量が64GB以下
- 空き容量が20%以下
- タブレットがモッサリ
この場合はかなり効果があります。
注意点として
- 写真や動画を勝手に消すことは基本ない
- でも「ダウンロード」フォルダは削除対象になりやすい
→ 重要ファイルは事前確認
ストレージの空き確保が必要なのは、ざっくり言うと
「Androidは“空き容量”を作業机として使う」 から。
机(空き容量)が狭いと、OSもアプリも作業が詰まって、全体がモッサリします。
・アプリは動くたびに「一時ファイル」を作る
例:
- Chrome:ページデータ、画像、動画の一時保存(キャッシュ)
- YouTube/Netflix:再生のための一時データ
- LINE:画像・動画のサムネ、データベース更新
- 地図:周辺地図データの一時保存
空きが少ないと
一時ファイルが作れない → 毎回読み直し → 遅い / 引っかかる
になりやすい。
・Androidは裏で「更新・最適化」をしている
表面では見えないところでこういう処理をしてる:
- アプリ更新のダウンロード&解凍
- OS更新のダウンロード&展開
- アプリの最適化(実行速度の調整:ART最適化)
- データベースの整理(特に写真・LINE・ブラウザ系)
空きが足りないと
更新が進まない / 途中で失敗 / ずっと重い になりやすい。
・ 空きが少ないと「書き込み速度」が落ちる
ストレージ(eMMC/UFS/SSD系)は、仕組み上
- 空きが十分ある:整理しながら高速に書ける
- ギリギリ:整理する場所がなくなり、内部で大掃除しながら書く
→ 書き込みが急に遅くなる
これが起きると体感としては:
- アプリ起動が遅い
- スクロールが引っかかる
- キーボード入力が遅延
- カメラ撮影後の保存が遅い
みたいな症状が出やすい。
・仮想メモリ(RAMの補助)にも空きが関係する
最近のAndroid/メーカー機能で「メモリ拡張」「RAM拡張」みたいな項目があるけど、
これは多くの場合、
ストレージを使ってRAMの代わりをする(スワップ) 方式。
空きが少ないとこれがうまく働かず、
アプリ切替が遅い / すぐアプリが落ちる になりやすい。
※ただし、RAM拡張は“速くする”より“落ちにくくする”寄り。
・「空き0に近い」と、OSが緊急モードになる
Androidは空きが危険域になると、
- キャッシュを強制削除
- バックグラウンド制限を強化
- 動作が不安定になる
みたいな“延命処理”に入りがち。
つまり サクサク動作の真逆 に寄っていく。
どれくらい空ければいい?
目安はこれ。
- 理想:空き 20% 以上
- 最低ライン:空き 10% 以上
- 危険:空き 5% 以下(重さが出やすい)
例:64GBなら
- 20% = 約12〜13GB
- 10% = 約6〜7GB
実際に“空き不足”だと起きやすい症状は
- 起動が遅い
- スクロールがカクつく
- アプリ切替が重い
- Playストア更新が止まる/失敗
- 画面が固まる、再起動が増える
- 写真/動画の保存に時間がかかる
ストレージの少ないタブレットやスマホを使っている場合は、なるべく空き容量を
増やすようにしましょう。
