ファミマ入店音
この独特な耳に残るメロディですが、ファミマの音として定着する前に子供の頃に
実家でいつも聴いていました。
改めて調べてみると、実はあの音、パナソニック(旧・松下電工)が1980年頃から
販売している「メロディサイン」というドアチャイムの汎用品(商品名:EC5227Wなど)に
内蔵されている音源の一つなんです。
あの音はファミマ専用のチャイムではなく、一般家庭の玄関や、町中の商店の入り口に
設置するチャイムとして普通に売られていました。
- 家庭用としての普及:
1980年代から90年代にかけて、多くの住宅で「ピンポーン」というブザーの代わりに、
このメロディを流すチャイムが設置されていました。 - ファミマの導入:
ファミリーマートがこの音を採用したのはその後、店舗拡大の時期に
「来客を知らせる標準の音」としてあの製品を導入したのがきっかけです。
つまり、「ファミマの音」として定着するずっと前から、誰かの家や近所の商店で
「日常のセンサー音」として鳴り響いていた可能性が非常に高いです。
あの曲の「本当の名前」
ちなみに、あの曲には「大盛況」というタイトルが後から付けられましたが、
元々は作曲家の稲田康氏が、松下電工のチャイム用音源として書き下ろした「メロディ1番」
という名前の曲でした。
もし今でも、古い住宅や工場の事務所などであのチャイムが使われていれば、
全く同じ音が聞こえてくるはずですよ。
